昨日、皇居東御苑の本丸周辺を散策した。連日の雨だから、入苑者は極めて少ないだろうと予想したのだが、そんなことはなかった。外国人客の多さが目立った。
しかも、雅楽演奏会が開かれるとあって、会場前には長蛇の列が出来ていた。この催しのことは全く知らなかった。後で宮内庁のHPで確認した概要は次の通り:
平成29年秋季雅楽演奏会
1 開催日時
10月20日(金),21日(土)及び22日(日)
午前の部:午前9時30分開場,午前10時30分開演
午後の部:午後1時30分開場,午後2時30分開演
(演奏所要時間は,約1時間30分)
2 演奏曲目
【管絃】
盤涉調音取(ばんしきちょうのねとり),青海波 ( せいがいは ),千秋楽 ( せんしゅうらく )
【舞楽】
陵王(りょうおう),胡徳楽![イメージ 2]()
≪例年,10月下旬から11月初旬の間,皇居内楽部で雅楽の演奏会を行っています。
演奏会の開催日時・演奏曲目・申込要領などは7月初旬頃にお知らせしています。
入場希望者は,「郵便往復はがき」に次の所要事項を明記して,7月31日(当日消印有効)までにお申し込みください≫とのことだ。
申し込み締め切りが開催の3か月前というのは、人気が高くて、申し込みが殺到するということか。生きているうちに一度拝聴、拝見したいものだ。来年、間に合うかな。
「カモメギク」という面白い名前の菊に出会った。ネット検索で、国立科学博物館植物研究部の文書に次のような記述を見付けた:![イメージ 1]()
“江戸時代にキクタニギクの変異個体から選抜園芸化されたと推察されるカモメギクが交雑を起こすことなく今日まで系統維持されてきた
皇居東御苑のみに栽培状態で知られているカモメギクとその野生品種として区別されているキクタニギク”
要するに東御苑にしか現存しない貴重な品種らしい。よくぞ目に入ったものだ。