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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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老健施設~歌唱介護~不得要領

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二日前の日曜日、徒歩10分ほどの介護老人保健施設でボランティア活動をした。と言っても、他に能が無いから、キーボード奏者1、バイオリニスト1を含む10人ほどで歌のお手伝いをしたに過ぎない。
 
唯一人初参加の当管理人が進行役を押し付けられた。歌詞集の中から適宜選択した歌を入所者の皆さんと一緒に歌うのだが、その手順がよく解らない。
 
歌詞集は施設に常備のもので、その何ページの何々を歌うということを告げて音頭取りをせよという注文だ。見たことの無い歌詞集、それも手許に用意できていないものの中身をどうやって人に案内するのだろう、と当惑するばかり。
 
一方、キーボード奏者が選曲リストを所持しているではないか。ならば、初出場で事情不案内の当方を進行役などに任命するのはナンセンス、と思うのだが、何故かそうなってしまった。なりゆきとは不思議なものだ。
 
二人の楽器奏者が楽譜の突き合わせでもたもたする場面などもあったが、約1時間にわたって、十数曲を歌った。
 
春が来た、春の小川、春の唄、おぼろ月夜、茶摘み、花、しあわせなら手をたたこう、青い山脈、東京音頭、春よ来い、ふじのやま、、、
 
終わった後も何か消化不良のような、すっきりしない気分だった。その一番大きい原因は、この催しの責任者は誰であるかが不明であったことだ。施設側なのか、ボランティアグループ側なのか。
 
それを知らないまま参加した当方も迂闊ではある。推測するに、施設におけるレクリエーションの一環である歌の会にお手伝いの歌唱ボランティアが求められたのではないだろうか。
 
だとすれば、選曲などは施設側(入所者側)で行っていそうなものだが、実際はボランティアが行っている。この実態からすると、企画を施設に売り込んだのかなとも思える。
 
歌を聴いて貰うコンサートでなく、人が歌うのを補助するために一緒に歌うというボランティア活動があることを知っただけでも良しとするか。考えてみれば、歌声喫茶と同類と言えなくもない。それにしても、歌い手としては随分中途半端に終始してしまった。
 
事前準備のしようも無い、このような奉仕活動がこれからも続くのだろうか。この投稿自体、不得要領の感があるが、この妙な行事を記録して置きたい気持ちに従った。
 
近頃パソコンの調子が悪い。画像の貼り付けもママならない。持ち主のボケが伝染したかのようだ。
 

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