ほぼ毎月行われる家庭音楽会(8月は夏休み)に顔を出した。参加者は毎回少し入れ替わるようで、今日初めての出演者が少なくとも3人いた。声楽は3名で少数派だ。ヴァイオリン演歌は声楽?
楽器はピアノ、ヴァイオリン、チェロ、オカリナ、フルート、ファゴットと多彩。というわけで、協奏曲など皆でやりましょうと意欲的な提案をする人がいたが、「その前に死んでるわよ」と笑われてしまった。気楽に音楽しようと言う人が殆どなのだ。
演奏せず、鑑賞に徹する人もいる。音楽よりも、社交行事の意識が強いようだ。いずれにしろ、近頃人前での歌唱機会の少ない当方には貴重な家庭音楽会だ。
無伴奏で、ロシア歌謡曲「ウラルのナナカマド(Уральская рябинушка)」(一般には「ウラルのグミの木」で通用)の後、昨日の関東大震災記念日にちなんで、小林愛雄/小松耕輔「帝都復興の歌」と添田さつき「復興節」を歌った。全く、受けなかった。書生節を真面目くさった歌い方では、聴かされる方もシラケるだろうな