毎年6月頃、区から大型封筒で「健康診査(無料)のお知らせ」が来る。今日、近所の胃腸科医院で受診した。拍子抜けするほど閑散としていたお蔭で、1時間もかからずに終了した。尤も、ヴァリウムを飲んでの胃がん検診は遠慮した。かなり苦痛のプロセスであり、もうこの齢で仮に胃がんに罹ったとしても寿命には殆ど影響しないだろうと思ったから。
泰平の我が眠りを覚ます大ニュース、と言うほどでもないが、結構な騒ぎが:
≪北ミサイル、北海道上空を通過…太平洋上に落下 8/29(火)7:09配信
政府は発射直後、全国瞬時警報システム「Jアラート」や自治体向け専用回線メール「エムネット」を使い、自治体や住民などに警戒や避難を呼びかけた~
日本国内への落下の恐れはないとして、自衛隊の迎撃措置は実施しなかった。~≫
自治体や住民に警戒や避難を呼び掛けたのに、日本国内への 落下の恐れはないとして迎撃はしなかったというのは腑に落ちない。矛盾していないだろうか。危険は無いと承知して居ながら、国民に対してはお得意の「印象操作」で、「北」への憎悪を植え付けようとしているのだろうか。
一般論として、弾頭は落ちて来なくても、切り離されたブースターなど部品や破片が落ちてくる危険は無視できないから警報を発するということは考えられる。
しかし、≪安倍首相は「政府としては、発射直後からミサイルの動きを完全に把握していた~」と記者団に述べた≫そうだから、その通りだとすれば、今回はそれは考えにくい。
交通機関を止めたり、学校を休みにしたりの騒ぎもあったらしい。これらは、お上へのごま擂りの印象がある。
弾頭ではない落下物の危険に対しては、地下や堅固な建物に避難することは、それなりに有効な護身行動になるだろう。国民が意味の有る護身行動を取るためには、政府が、的確な情報を伝える必要がある。事実上危険の無い場合に針小棒大の警報を発することが慣例化すれば、オオカミ少年の轍を踏むことになるだろう。
8/29(火) 10:22 掲載