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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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月例コンサート ~ 特製音源CD伴奏 ~ 再三再四存亡の危機

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月例特養ホームコンサート、今月はヴォーカル2人だけで辛うじて形を付けて来た。伴奏代わりに特製の音源CDを使った。音源としては、過去の自演録音のほか、ネット上の公開音源を利用した。当初はヴァイオリニストが参加する計画であったのだが、不参加となったので、急遽、ありあわせの音源を寄せ集めた次第だ。
 
したがって、プログラムに合わせたオーダーメード音源ではないから、曲の途中でCDを一旦止めて、一部を無伴奏で歌い、再度CDを鳴らすというようなややこしい(馬鹿げた)操作もしたりして、肝腎の歌唱に振り向けるエネルギーがかなり削がれることとなった。
 
(松原遠く)
砂山(山田耕筰)
月見草の花
芭蕉布
Santa Lucia
琵琶湖周航の歌
月の沙漠
知床旅情
蛙の笛
憧れのハワイ航路
 
相棒のHさんが息せき切って現れたのは開演20分ほど前だった。今日は当方の独演会になるかなと覚悟していたが、ホッとした。予定のリハーサルは当然実施不可能で、(2週間前に一度練習はしているが)ぶっつけ本番となった。簡単な二重唱も取りやめ、全部斉唱とした。
 
お客さんは約三十名だっただろうか、普段より少な目であったが、元気な人がいらっしゃって、積極的に感想を吐露するなど反応は上々であった。終演後、もっと歌いたい(聴きたい?)とのお声もあったが、残念ながら施設側の都合もあり、大体45~50分をめどに切り上げることとしている。
 
ホームで来月の訪問予定を告知してしまったが、実のところ、グループは存亡の危機に瀕していると言うべきだ。ピアニストとヴァイオリニストが揃って、「楽団」の体裁に近づいたと喜んだのは、ついこの前のことなのに、状況は暗転した。実り少ないリクルートを展開しなければならないかと思うと、滅入るなあ。

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