頭に白いモノが混じり始めたのは、多分四十~五十代だろうが、しかとは分らない。若いつもりでいたある日、白髪に気付いたように思う。白髪になろうが、ハゲになろうが困ることは何も考えられなかったから、成り行きに任せた。
間も無く後期高齢者なる称号を奉られる今、抜け毛の殆どは白髪である。たまに黒髪もある。
今日、ふと目に付いた抜け毛が、先っぽは白、根元は黒で、中ほどに白黒遷移帯があった。白髪の根元が黒いというケースは過去にもあったが、今日の1本は理想的標本として保存に値すると思われた。![イメージ 1]()
逆に、先っぽが黒で、根元が白のケースの方が多そうに思われるが、実際に見た記憶は無い。無関心だから気が付かないだけかも知れない。
ところで、白髪が成長途中で黒髪に変身するとは、老化→白髪の公式に反する現象のようだが、ネット検索すると、さほど珍しいことでもないような記述が見受けられる。
一般論として、≪黒返り≫は、白髪原因の解消によるわけで、具体的にはストレスの解消、栄養状態の改善などが挙げられている。