夏バテで食欲も衰えて、ぐったりしている所、驚愕のニュースが目に飛び込んだ:
≪AKB48総選挙に国費2800万円投入 河野太郎議員がかみついた!〈週刊朝日〉
7/20(木) 11:30配信
沖縄県で開催された「AKB48 49thシングル選抜総選挙」に、自民党の河野太郎衆議院議員がブログ「ごまめの歯ぎしり」の記事(7月6日付)でかみついた。
問題提起したのは、公費でAKBの総選挙が行われたこと。総選挙は6月17日に開催されたが、悪天候で会場を屋内施設に移し、観客のいない状態で、フジテレビ系で生放送された。
河野議員はブログでこう指摘する。
「今後のAKBの誘致が目的ならば、成果指標は来年度以降のAKBの沖縄公演の日数または回数などでなければおかしいのではないか。閑散期に大きなイベントをやって観光客を呼び込むというのが戦略なのだろうか。しかし、補助金をもらってイベントをやるだけならば、持続的ではない」
今年度の内閣府の沖縄振興予算は3150億円。このうち国からの一括交付金は1358億円。沖縄県は「戦略的課題解決型観光商品等支援事業」を設け、総選挙を事業対象とし、交付金からの支出を決めた。会場設営費等に3千万円を予算化して交付金2400万円を充て、5月28日に開催されたミニライブ&トークショーでは、那覇市が500万円を予算化し、このうち400万円が交付金で、計2800万円投入された。~≫
当方が驚いたのは、「AKB48総選挙」なる芸能イヴェントに公費が投入されたという事実に対してである。そもそも「AKB48総選挙」という不思議な名称に長らく疑問を抱いていた。今でもその実態は知らないのだが、いわゆる「総選挙」とは無関係で、芸能イヴェントであることぐらいは解る。
したがって、「AKB48総選挙」とは、いわゆるアイドルグループ及びそのファンらの内輪の行事であるから、その開催に公費が使われるなどということは想像を絶する暴挙である。税金の徴り過ぎで公費がダブついている挙句の果のできごとだ。
ところで、議員自身は、記事によれば、来年度以降に観光産業上の効果があるなら公費投入はOKとお考えのようだから、芸能イヴェントに公費投入で驚く当方よりは“穏健”でいらっしゃるようだ。
とにかく、議員がブログで発言し、それを週刊朝日が記事にしたことがウェブニュースになり、漸く一般国民が「AKB48総選挙」に公費投入という事実を知ることが出来た。
ウェブニュースに取り上げた人の狙いはどこにあったのか、それもまた興味あるところだ。![イメージ 1]()