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有料スーパー ~ 廃棄前食品 ~ 無料スーパー

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今日のビックリ・ニュース:
 
≪ぜんぶ無料、スーパー開業 賞味期限切れ前、譲り受け提供 シドニー
2017790500分 朝日新聞デジタル
 
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大手スーパーなどが売らなくなった食品が並ぶ店内。ロニ・カーン最高経営責任者(右)は食品ロスについての意識を高めたいという=シドニー、小暮哲夫撮影
 
 オーストラリアのシドニーに「すべて無料」のスーパーができた。賞味期限切れ前でも処分されてしまう食品を、大手スーパーなどから譲り受けて提供する。まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」問題に対する意識を高めてもらい、生活に困っている人々の支援も狙う。

 シドニー南部の「オズハーベストマーケット」。約200平方メートルの店内に果物や野菜、パンやコーンフレーク、ビスケットなどが並ぶ。値札はなく、レジもない。客は買い物かご一つまで品物を手にできる。
 運営するのは、~市民団体「オズハーベスト」。~小売業者などから譲り受けた食品を売るスーパーはデンマークにもあるが、「無料」なのは「世界初」という。
 
 開店時間は平日の午前10時から午後2時まで。毎日150人ほどが来店し、約2千点の品物の大半はなくなる。客には寄付をお願いしている。4月の開店から5週間で2万豪ドル(約170万円)が集まった。寄付は食事提供事業の費用にあてられる。~
 
 無料でも運営できるのには理由がある。約10人のスタッフはボランティアで、家賃や光熱費は趣旨に賛同したビルのオーナーの厚意で無料。~
 
ボランティアを組織した市民団体と企業やオーナーとの協働がサプライサイドで、省資源意識や生活困窮がデマンドサイド。両者がマッチして(今のところ)事業がうまく回っているようだ。
 
我が国でも、小売業者が賞味期限の迫った(あるいは、切れた)食品を福祉施設に寄付したり、裏口でさり気無くホームレスの方など希望者に放出したりする例はあるらしいが、見栄っ張りの国民性?から、無料スーパーの起業は難しいのだろう。
 
当方がよく利用するコンビニでは、当日が賞味期限の菓子類を10~20%引で売っている。多少は食品ロス削減の効果があるだろう。以前は、閉店時間近くになると、弁当類を半額に値引きしていた。これは相当に有効な売り切り策であったが、いつの頃からかやらなくなった。売れ残りが出ないように仕入れを合理化(削減?)したのかも知れない。
 

廃棄前の食品を扱う「有料スーパー」と「無料スーパー」とは、競合するのか、棲み分けになるのか、興味あるところだ。


昨夜も、今夜も、真ん丸い月がくっきり見えた。暦の上では、昨夜が十五夜で、今夜が満月となっている。普段の満月よりも明らかに小さく見えた。先月、今年最少の満月であったことを思い出した。

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