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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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声出しの機会 ~ 出過ぎず永続き ~ ハワイのバンブー

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先月の集りが結構面白かった月例歌の会に、昨日また顔を出してみた(お誕生会6月生れ皆無の怪 2017/6/16())。講師トリオのうち、ピアニストが同一人物か否か判然としなかった。
 
中心的存在であるソプラノ先生がプッチーニの≪ラ・ボエーム≫から「私の名はミミ」を歌ってみせた。初めて歌ったのは二十年ほど前とか、歌詞など案外覚えているものだとご満足のご様子だった。ひょっとして、もう現役オペラ歌手ではないのかな。
 
パーカッショニストさんが、ハワイのバンブーと称する縦笛を吹いてくれた。長さは40センチぐらいで、太目に見えた。音は意外に低く、太かった。高い音は出ないようだった。笛の先端を上下させることでピッチをかなり変化させられるところは、尺八に似ている。
 
この種の集りの通弊として、どの歌も原調から下げているので、歌い甲斐を感じることが少ない。少しずつ欲求不満が昂じる。当方は一応おとなしく歌ったり、聴いたりしているのだが、偶々、「いつでも夢を」のエンディングで勝手に簡単なハモリを入れたところ、ソプラノ先生の耳に留まり、喜んで頂いた。
 
とは言え、調子に乗って次の歌でも試みるのは行き過ぎというもので、以後は鳴かず飛ばずに自重した。ガス抜きは一度でよい。永続きには控えめが大切。
 
喉の柔軟性、弾力を維持するのに役立つ機会は貴重。大事にしよう。

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