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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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痩せ人を嗤ふ歌二首 ~ 五名混声四重唱 ~「ほたる」階名唱

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今月の特養ホーム訪問コンサートの音合わせ、練習を行った。全員順調に定刻までに集合したが、前回コンサートの後に配付した楽譜に遺漏があったりして、いろいろもたついたりした。結局、プログラムから「蛙の笛」を削除し、代わりに「ほたる」を追加した。
 
この時期に何としても歌いたいと我々が思い込んでいる「痩せ人を嗤ふ歌二首」(大伴家持/信時潔)は、ピアニストさんの一声で、無伴奏混声四重唱とすることになった。ヴォーカル3名に加えて、ピアニストとヴァイオリニストにも参加して貰って可能となる。
 
やってみると、案外具合が良い。これまでの活動の遺産が生きているようだ。痩せ人をからかう和歌の内容と、おどけた調子の曲とをお客さんに解って貰うことが出来るかどうか、今月のコンサートのヤマ場になるかも知れない。
 
追加した「ほたる」は、“ほ ほ ほたる来い”のわらべ歌なのだが、突然の決定とあって、楽譜の用意が無い。ピアニスト到着前に、メロディーを階名唱しようとして、なかなか上手く行かないことに焦ってしまった。ピアノの鍵盤をあちこち試し打ちして、漸く辿り着いたのが、“ラ ラ ラ・ソソラ・ ラ・ララララシシラララソファ・”だった。
 
ところが、階名唱として認識したのは、“レ レ レ・ドドレ・ レ・レレレレミミレレレドラ・”つまりト長調だった。素直にハ長調の“ラ ラ ラ・ソソラ・ ラ・ララララシシラララソファ・”とは全く感じ取れなかったのは実に不思議だ。
 
疲れていたのかな。齢の所為かな。

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