ヒマラヤスギの雄花を話題にしてから9年近く経ったと知り、感無量だ(忘れ物~~~八つ当たり~~~虫200匹? 2008/11/25(火))。あの時以来、雌花あるいはその肥育したマツカサを見たい、入手したいと願っていたところ、今日、それが50%ほど成就した。昨日が半夏生(半化粧)のこの時期に相応しい?
実は、マツカサと言うには細長い果実にはお目に掛ったことがあり、幸運にも完品を1個拾ったこともあるが、絵にかいたようなマツカサ(ただし、頂部が欠損している)は今回初めてだ。その親木らしいのが近くにあったので、しげしげと見上げたのだが、マツカサらしき物は全く見えなかった。枝から上向きに着くので、下からは見えないようだ。
考えてみれば、あのマツカサに種子が沢山含まれている筈だから、持ち帰ればよかったのだが、両手が塞がっていたので、そのまま捨て置いて来た。執念が足りないと言うか、淡白に過ぎるのが我が弱点だ。尤も、表面が緑色であるのは、未熟の証拠かもしれない。季節的にも、種子の実るにはまだ早過ぎるようだ。酸っぱいブドウと諦めよう。
マツカサの手前にある小さい果実はビワ。