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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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国産合唱特集 ~ 信時潔+万葉 ~ 児童合唱

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第18回北とぴあ合唱フェスティバル(JCDA合唱の祭典)初日のオープニングコンサートに行って来た。全部聴きたいところだが、夜は苦手なので前半(18:30~19:30)だけで我慢した。
 
テーマが≪美しい日本語で紡がれる歌≫なので、演目は総て国産であった。
 
信時潔作曲の曲集「桜花の歌」、「沙羅」、西村朗作曲の「妻への挽歌」(柿本人麻呂・詩)、佐藤真作曲の組曲「旅」などが老人合唱団によって演奏された。「旅」が混声合唱、他は女声合唱であった。
 
前半の最後を小学生合唱団が「ひまわり」、「シーラカンスをとりにいこう」、「ふるさと(嵐版)」で飾った。区内の小学生から募った特別編成の児童合唱団は、殆ど女声合唱団であった。ちょっとしたパフォーマンスもあり、盛大な歓呼を浴びていた。指揮者も喝采を浴びる気でいることが態度に現れていた。実際、この業界では名士の様子だ。
 
「妻への挽歌」がいわゆる現代音楽風であった外は概して聴き易かった。混声合唱団は男女ほぼ10人ずつで、こんな均整のとれた構成の団があるとは驚異的だ。彼らの歌った「大地讃頌」は我が記憶にある印象とはかなり異なっていた。高齢化の故だろうか。演者、鑑賞者双方の。テノール陣の高音部が上がり切っていないように感じられたのは当方の錯覚か。

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