季節外れの暑さの中、東山ホームの月例訪問コンサートを大過無く終えた。
小過はあった―――事前打ち合わせしたプログラムの進行から逸れること数回。その度にメンバーから即座に注意されて事なきを得たものの、暑さのせいばかりではないと思われる。
若葉(文部省唱歌) |
お山の杉の子(同) |
初恋(啄木短歌) |
夢のお馬車(童謡) |
Ombra mai fu (Handel)Vnソロ・歌入り |
帰れソレントヘ(カンツォーネ) |
エーデルワイス(ミュージカル曲) |
母の歌(野上弥生子/下總皖一) |
肩たたき(西條八十/中山晋平) |
母(竹久夢二/小松耕輔) |
夏の思い出(江間章子/中田喜直) |
夏は来ぬ(文部省唱歌) |
ヴァイオリニストのMさんがちょうど1年ぶりに急遽参加してくれたのは良かったが、勢い余っての予定外の全曲奏鳴でヴォーカル陣が混乱を来した。
ここ数回続けて道に迷ったりして定刻に遅れているHさんが、今回は電車の乗り間違いとかでリハーサルに間に合わず、本番開始のタイミングで到着した。リハーサルは1時間弱で、今回は事前練習を省略していたので、実態はぶっつけ本番だったのだ。
不思議な邂逅もあった。池尻大橋駅からホームへ歩く途上、昨年後半にグループから離脱したNさんと出会ったのだ。当方は視力減退のため気付かなかったのだが、Nさんが思わず驚きの声を上げたようだ。週例の合唱練習に行く所だというのも不思議な縁に思われた。Nさんは抑々月例訪問コンサートの仕掛け人であった。