昨5月13日はマリア・テレジア(1717-1780)の生誕300年という記念すべき日だったとかで、オーストリアでは盛大にお祝いをしたとのニュースがあった。記念展覧会や音楽会なども多数開催されているらしい。
歴史には詳しくないのだが、音楽関係では、幼いモーツァルト(1756-1791)が女帝テレジアの御前で演奏したとか、その際、女帝の娘(後のフランス王妃マリー・アントワネット1755-1793)に「僕と結婚してくれるかい」と聞いたとかいうようなエピソードは何となく覚えていた。
改めて検索したところ、女帝は音楽家でもあり、オペラ歌手として舞台に登場もし、また、マリー・アントワネットは音楽の勉強をしていて、その先生はグルックだったとある。革命騒ぎで断頭台に消えた彼女だが、作品が残っているということで、作曲集やCDが発売されていることも判った。
佐伯真魚 マリーアントワネット曲集 王妃様の作った愛の歌 [CD付]
高野麻衣 CD『マリー・アントワネットの音楽会』