今朝配信された日経ニュースメール≪北朝鮮寸止めの挑発 米、威嚇の手緩めず≫に次の1項目があった(日付が昨日になっているから、当方が見落としていたのかも知れない):
バイオリニストの島根恵さんが18~19世紀の練習曲のCD録音を続けている。教育用の曲の魅力を発見し、聴いて楽しい芸術に高める取り組みを語る。![イメージ 1]()
練習曲をめでるバイオリニストが作品の価値を導き出す≫
約4分の動画の中で、島根さんが実演している曲や語った内容をざっと記録しておこう:
“ヤコブ・ドント≪24のエチュードとカプリス作品35 第24番≫複数の弦を同時に押さえる重音の練習、1ミリの10分の1、100分の1ずれても変な音になる
カイザー作曲≪36の練習曲作品20 第3番ヘ長調≫古典の法則を守りつつ、表情を語るように付けること
きれいに弾くだけじゃあつまらない、様々なパターンの練習を重ね、演奏の準備をしつつも、即興味を出せるのが楽しみ
ピエール・ロード(ローデ)≪24のカプリス第1番ハ長調≫ヨーロッパの先生のレッスンでのお手本を演奏を聞くと、エチュードとは思えないくらい美しい
クロイツェル作曲≪42の練習曲または奇想曲作品20 第23番変ロ長調≫
ベートーベン、ブラームスなどの大音楽家も練習曲を作っている
一流の演奏家が練習曲を作ってきた
演奏技術を身に付けつつ、どこまで人を楽しませることができるか、というところまでやると、本当に魅力に近づくことができる。”