去る火曜18日の特養ホーム訪問コンサートについて投稿し忘れていた。
前回3月のコンサートでは、ソプラノさん新入会の朗報に浮かれたのだが、幸か不幸か、パート勤務だった彼女が正社員に昇格したため、以後参加不能となり、デビューだけで終わってしまった。元の木阿弥、3名の原メンバーで気を取り直して歌って来た。
春の唄(ラララ赤い花束~) |
春へのあこがれ(モーツァルト) |
みどりのそよ風 |
花かげ |
絵日傘 (「花かげ」が陰とすれば、これは陽で、似合いのペア) |
みかんの花咲く丘 |
雲に寄せる (国民合唱。「みかんの花咲く丘」の下敷き) |
メーリちゃんの子羊 (発明の日に因み、発明王エジソンの逸話を紹介) |
北国の春 |
茶摘み |
背くらべ |
鯉のぼり(甍の波の) |
こいのぼり(屋根より高い) |
開演後、途中からポツポツお客さんが増えて、最終的には四十名ほどになったようだ。記憶では、これは珍しい現象だ。施設側に何か事情があったのか、それとも、出来の良い演奏が予定外の人を惹き付けたものか?お客さんの歌声がよく聞えて、拍手、手拍子も普段より賑やかに感じられた。
歌っている最中のTさんにひとりのご婦人が迫っているのが見えた。何か話しかけているようでもあり、寄り添って歌いたがっているようでもあった。付添いの男性の方がご婦人を席に連れ戻そうとしたり、諦めたり、いろいろ起伏に富んだコンサートであった。