ウェブサイト「今川節の部屋」中、“今川節~代表作「ペチカ」は、この年の12月にキングレコードから東海林太郎氏の歌で「ペチカ燃えろよ」として全国にレコード発売された”とある。
その音源の所在を探ったところ、レコードが国会図書館に所蔵され、しかもディジタル化されていることが判った。キングレコードから1935年1月に発売と記録されている。
東海林太郎は井田一郎の編曲で、原調より1音低いハ長調で歌っている。最高音ファ♯は、彼にはキツかったのだろう。録音容量の制約の為か、原詩が5番まであるところ、4番までで終わる。
なお、昨日掲載した原詩3番の“もう ぢき はるよ”の個所を“ぢき はる きます”と歌っている。詩の異本があるのだろうか。
ところで、いわゆるロシア民謡の一つに、邦題「燃えろよペチカ」というのが有ったなあ。