節季としての春分(期間)最終日に当たり、歳時解説のさりげない文言に目が留まった:
春分 | 二月中 | 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる |
≪昼夜がほぼ等しくなる≫ということは≪厳密には等しくない≫ことを意味しているに違いない。早速データを参照した:
日の出・日の入り時刻 2017年 東京(東京都)
03月20日 03月19日 03月18日 03月17日 03月16日
05:45 出 05:47 出 05:48 出 05:49 出 05:51 出
17:53 入 17:52 入 17:51 入 17:50 入 17:49 入
春分の日03月20日の3日前03月17日に、昼夜の長さがほとんど等しくなっている。春分に昼夜が等しくならないのは、太陽が点光源でなく、大きさを有することや、地球大気による日光の屈折などのためらしいが、その解説は頭痛を催すほど難しく感じられる。
秋分についてもチェックした:
2017年09月23日 09月24日 09月25日 09月26日 09月27日
05:29 出 05:30 出 05:31 出 05:32 出 05:32 出
17:37 入 17:36 入 17:34 入 17:33 入 17:31 入
秋分の日09月23日の3日後09月26日に恐らく昼夜の長さがほとんど等しいと推定される(時刻が秒単位で表記されれば明確になるだろう)。
それにしても、天文学者の計算能力は凄い。コンピュータなど無かった何百年も前から。只々舌を巻くばかり。