サイト≪おんがく日めくり≫によると、今3月1日は≪アメリカのポピュラー歌手、ダイナ・ショア(1917〜1994)の誕生日≫だそうだ。ポピュラー音楽には疎いが、紹介されているエピソードは大いに気に入った:
ショアがまだ無名だったころ、あるラジオ番組のオーディションでのこと。何度も何度も歌わされた彼女は、後のインタビューで次のように語っています。「私はすっかり神経がまいってしまいました。歌って歌って、知っている歌は全部歌いつくすほど歌いました。それでも彼らはこう続けました。『もうちょっと歌ってください。』ようやく、一人のやせた小柄な人物が出てきて言いました。『すみませんでしたね、こんなに長く歌わせて。でも、あなたの歌をタダで聴かせていただくのは、これが最後だと思うものですから。』ディレクターのエディはこんな言い方で、私が採用されたことを告げたのでした。」
これが彼女のホラ話でないとすれば、≪ディレクターのエディ≫のユーモアは超一流だ。勿論、彼女はさり気無く、歌唱力を自慢しているのだと思う。
彼女について興味が湧いて、ウィキペディアを覗いたところ、生没データが≪ダイナ・ショア(Dinah Shore、1916年2月29日- 1994年2月24日)≫となっている。≪2月29日≫と≪3月1日≫は相通じると言えなくもないが、1917年と1916年の違いは無視できない。
生没は英語版によると思われるが、その中に≪"BlueCanary" was a 1953 hit≫とあるのが目に付いた。この歌は昔よく聞いた。親しみの持てる歌だ。しかし、ヒットチャート11位で、彼女の人気の絶頂期は過ぎていたらしい。
ヤマハの≪おんがく日めくり≫サイトの≪1917年≫はどう判断すればよいのか判らないが、この日付を採ると、≪「19170301」は素数です≫と判定される。そして、今日の「20170301」も素数日になる。どうと言うことも無いが、その一致が気に入った。
今月は、「20170303」と「20170331」も素数日である。
千万~五千万の区間で素数の出現頻度を計算すると(3,001,134―664,579=2,336,555)、0.0584となり、平均して月に2回弱である(30x0.0584=1.752/mo.)。
ウィキペディアによる「19160229」は素数ではないが、4年に一度の閏日に当たることを以って満足しよう。