昨日の某メルマガに次のような記事があった:
“本日12月3日は「カレンダーの日」
カレンダーとして自由に出版できるようになったのはいつか?と言いいますと、第二次世界大戦後から。それまでは、専売制で自由化されたのは1946年からだそうです。”
カレンダーが専売制だったとは知らなかった。専売と言えば塩・タバコが思い浮かぶ。その名も専売公社という国営企業があった。カレンダー専売の法的根拠を確認しようとしたが、ネット検索ではヒットしなかった。
易者の家元(?)が旧暦・陰陽五行を併記した暦を発行していたのは覚えているが、それが専売の一種だったのか。某サイトでは、神宮司庁の専売だったように記述しているが、神宮司庁とは何か、よく判らない。伊勢神宮を指すのだろうか。
今は、カレンダーの基となる暦に関しては、東京天文台が公的権威を与えられている。西暦では、ユリウス暦とか、グレゴリウス暦などと言うから、ローマ法王が制定権を持っていたのか。
権は、権力ではなく、権威の権。暦と宗教とに密接な繋がりがあるのは、ごく自然なことのようだ。