大雪の話題に便乗して、雪と寒さの記録を整理してみた。気象庁公表データ(1875年6月以降)から拾ったものである。先ず、昨日列記した過去の大雪(最深積雪 cm)を月日まで調べた(青色の日付は降水量からの推定):
1883.02.08-46, 1887.01.18-31, 1892.02.19-25, 1923.01.09-23, 1925.01.30-27, 1936.02.23-36, 1945.02.22-38, 1951.02.15-33, 1967.2.12-21, 1968.02.16-29, 1969.03.12-30, 1984.01.19-22, 1994.02.12-23 (参考2014.02.08-27)
歴代1位である1883年の大雪46cmが今回と同じ2月8日という偶然が面白い。
ついでに最低気温(℃)の歴代10位までを見ると次の通り:
-9.2(1876/ 1/13) -9.1(1885/ 1/14) -8.6(1927/ 1/24) -8.6(1876/ 1/2)
-8.4(1881/ 1/13) -8.2(1885/ 1/21) -8.1(1922/ 1/22) -8.0(1876/ 1/14) -7.9(1945/ 2/ 5) -7.9(1901/ 2/ 3)
長期的な寒暖の傾向を知るには不十分なデータではあるが、上の大雪記録と照合すると、一致する年は1945年だけである。寒さと雪の量とは必ずしも連動しないのかも知れない(今回のデータは粗すぎるが)。
この中で見る限り、1876(明治9)年から1885(明治18)年の10年間が寒冷期として際立っている。隅田川が凍結したのは、この頃か、それ以前(気象庁の観測記録が無い。)のことだろう。
日最低気温の月平均値というデータで見ると、1880-81、 84-85、 1921-22、 22-23、 26-27、 28-29、 44-45 の冬(12月~2月)が目立つ寒冷期である。
上記の最低気温10傑のうち、これらの期間に含まれないのは -7.9(1901/ 2/ 3) だけである。この1901年の冬(12~1月)は、平均気温で見る限り、前後の冬よりも暖かかったことが判るので、特異な事象と言える。
連日の雪掻き労働で疲れた。老骨にはこたえる。ご近所でも、若い人たちよりは、年寄りが勤勉に雪掻きをしている。
外出帰りに選挙の投票日であることを思い出し、入場券無しで投票してきた。本人確認の手続きにかなりの時間を要した。
出口で新聞社のアンケートへの回答を求められた。ついつい正直に答えてしまったが、かなり微妙な質問も有った。明日の朝刊に早速使われるのだろう。
そう言えば、大阪市でも近々無駄な市長選挙が行われて、結果は見え見えで、お遊び気分の市長が続投するらしいな。
訂正:隅田川の凍結は江戸時代にあったことで、その後は起きていないようなので、明治時代に凍結したように書いたのは、当管理人の勘違いであった。