昨日の午後、某公立病院の職域合唱団が院内の吹き抜けオープンスペースで開いたコンサートを聴いて来た。総勢二十名強、うち男声6名で、混声3部に程良いバランスであると思われた。ピアニスト兼指揮者が司会を含めて全体を取り仕切っていた。エンタテイナーとして十分に場数を踏んでいる様子であった。
1 唱歌メドレー ~ふるさとの四季より 春・夏の唱歌~
2 モルダウの流れ
3 未来へ ~女声ステージ~
4 知床旅情
5 青葉城恋唄 ~男声ステージ~
6 あなたに
7 365日の紙飛行機 ~NHK連続テレビ小説 あさが来た 主題歌~
8 世界に一つだけの花
9 ふるさと(嵐)
楽しむことを旨とする合唱団であることは直ぐに判った。技術面にはあまり拘っていない。お客さんを喜ばせる工夫も随所に仕組まれていた。子供を参加させたり、曲に合わせて紙飛行機を上階から飛ばしたり、スレンダーな花束を左右に振りながら歌ったり。
演目のうち、3,6,7,9の4曲は馴染みが無い。こういう比較的に新しい歌は、例によって、日本語歌詞のイントネーションやリズムと整合しない譜割りを多用するから、我々老人には歌いづらいものだが、この合唱団は歌いこなしているように思われた。実は聞き取れないのだが。