午後、アマチュア合唱団のコンサートを聴きに行った。会場の立地が都バス向きと判断し、停留所で時刻表を見たら1時間に1,2本しか走っておらず、あいにく発車直後であった。結局別の駅に向かい、あとは徒歩で、会場に到着したら既に演奏が始まっていた。もともと開演時間を30分遅く勘違いしていたのだ:
Ⅰ 小組曲「レモンの車輪」 はたちよしこ/吉岡弘行
Ⅱ Messe Basse andother sacred works by Faure
Ⅲ 「やさしい魚」 川崎洋/新実徳英
Ⅳ ミュージカル作品集
完全暗譜に感心する。わざとらしいパフォーマンスの無い質素なステージに好感が持てる。人数を数えたら17名であった。大合唱団の迫力は無いが、よく練習を積んだ形跡が感じられる。声質が気になった。地声が強いのだろうか、よく判らない。ピアノは少し強すぎたと思う。
昨日は虎ノ門でランチタイムコンサートを聴いた:
テノール 濱田翔、 ソプラノ 山中さゆり、 ピアノ 山田和佳
アーン:もし私の詩に翼があったなら si mes vers avaient des ailes
ガスタルドン:禁じられた音楽
瀧廉太郎:荒城の月
ヴェルディ:乾杯の歌
プッチーニ:私のお父さん
二重唱が多く、大いに楽しんだ。若手のプロだから声も申し分無い。特に山中は未だ修士課程2年生だそうで、これからが楽しみなソプラノだ。
通路を挟んだ後方の増設席も満杯になる大入りだった。珍しいことだと思うが、少なからぬ固定ファンが付いているという事か。お二人にか、あるいは、どちらかに。ピアニストも忘れてはいけない。