昨11日(火)、北国の《さくらの会》は、男女共同参画センターの行事ハーモニープラザ2014のオープニングセレモニーでハーモニーを披露した。広義の公的行事であることに鑑み、何らかの係わりのある曲を選んだ:
どじょっこふなっこ 青森・秋田民謡、補作豊口清志・岡本敏明
山は夕焼け 作詞海野厚、作曲小田島樹人
子を頌(うた)う 作詞城左門、作曲深井史朗
世界の平和 詞・曲 成田為三
更に出席者の皆さんと共に「もみじ」を合唱した。全体で12,3分程度の短い演奏であった。
会場がこじんまりとしたスペースであったので、声量よりも正確な音程によるハモリを心掛けた効果があったようで、好評を博した。社交辞令でない、積極的なコメントをメンバーがそれぞれに聞いたことで、自信も付いたようだ。尤も、かなり歌い込んだ曲が偶々並んだことは割引要素である。
「世界の平和」は、当日が第一次世界大戦の終戦記念日であることを奇貨として、“本日の為に特別に用意した”と恩着せがましい前置きをした。実際、開戦百年の節目の年の終戦記念日に当たって、その終戦を祝って作られた歌を披露できたのは、自己満足だけとも言えない意義があったと考えている。
演後、メンバーの一人が、“男女共同参画を標榜する催しに「子を頌(うた)う」は余り馴染まなかったのではないか”との感想を漏らした。確かに、男の子は強く逞しく、女の子は綺麗でしとやかに、との期待を込めた歌詞は男女共同参画の精神にはそぐわないと考えられる。そこまで事前に思い及ばなかった。
明後14日(金)は、所用時間約40分の赤十字病院ロビーコンサートを開くことになっている。お天気が荒れるとの予報が出ている。寒冷前線だか低気圧だか知らないが、早目に通り過ぎてくれないかなあ。