今日見掛けた気になるニュース:
痴漢男が線路逃走 電車止める 2014年8月22日(金) 7時41分掲載
痴漢男が線路を逃走し、JR山手線が、およそ30分間にわたりストップした。(フジテレビ系(FNN))
先ずは、実に下らない出来事だという印象を持った。痴漢被害者にはお気の毒だが、先ずは加害内容の下らなさを思う。勿論、この種の犯罪行為一般に対する思いだ。
次いで、相当数の乗客が周りにいただろうに、なぜ犯人はまんまと逃げおおせたのか、気になる。居合わせても、己に累が及ばなければ傍観するという一般的な傾向と言ってしまえばそれまでだが。
第三に、犯人が線路伝いに逃げたからと言って、電車を三十分も止める必要があるのか気になる。犯人の身の安全を最優先に対処したとでも言うのだろうか。事件の起きた時間帯についての情報が無いが、大都会のこと、線路上に留まっているか、外に逃げたかぐらいはリアルタイムで把握できるのではないか。
第四に、記事の日本語について。“痴漢男”は正統な表現として認められるのだろうか。“痴漢”は男に決まっているではないか。“痴漢が線路逃走 電車止める”と聞いて、女が逃げる図を想像する人はいるだろうか。
尤も、言葉は時代とともに変化するから、“痴漢女”が既に市民権を得ていて、当管理人が時代遅れで知らないだけという可能性も無くは無い。“痴女”は前から使われている。