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お薬手帳~知らない~要らない

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きょう目に付いたウェブニュース:
 
 「お薬手帳を断れば、薬局の支払いが20円安くなる」。医療の値段である診療報酬が4月に改定されたことを受け、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」でそんな情報が広がっている。
 薬剤師などの医療従事者からは「自分の健康を守る手帳なのに、安くするために断るという考え方はなじまない」と戸惑いの声が上がるが、現場では手帳を断る患者が増えている。
 薬局側は「有用性を分かってもらうことが大切」として説明を強化し、理解を広げたい考えだ。(産経新聞 68()755分配信)
 
先頃2週間ばかり苦しんだ気管支炎の処方薬を買いに行った薬局で、“お薬手帳はお持ちですか?”と、確かに質問された。“持っていない”と答えたら、“お薬はあまりお飲みにならないのですね”というように言われた。
 
そもそも、お薬手帳なるものを記憶していなかった。多分、貰ったことが無いのだろう。とにかく、その時の遣り取りの意味が今日のニュースで読み取れた。
 
直観的には、お薬手帳には実用性が乏しいと思われる。手帳の有無に拘わらず、服薬の注意、指導は医師あるいは薬剤師によって必ず行われる筈だからだ。問診の際に、服用中の薬を正確に告げられない患者にとっては役立つかと思われるが、そのような人は手帳の携行を忘れるのではないか。などなど考えると、お薬手帳の役立つケースは、極めて限られるのではないか。
 
しかし、手帳はどの程度頻繁に貰うのだろうか。手帳の記入欄が満杯になったら新たに頂くという仕組みだろうか。であれば、例えば1年に1度ぐらいとして、1年に20円を節約するかどうかというミミッチイ話でしかないのか、今回の話題は。
 
関連して、“スマホでお薬手帳”という新聞記事にもつい最近お目に掛かった。スマホに収まるなら、わざわざ手帳を持ち出し、あるいは持ち歩く面倒さが無い。しかし、そのためにわざわざスマホを買う人もいないだろう。
 
もともとスマホを使っている人を対象にした商品やサービスが世の中には随分多い。スマホ無用の人種はもはや世間から相手にされなくなる日が来るのか。
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