新聞は“平成最後の~”、“平成回顧”などの記事で埋め尽くされたような印象だ。あやかって、平成最後の素数遊びをしてみよう。と思ったのだが、今日は、西暦、皇紀、和暦とどう足掻いても素数日にはなりえない4月30日だ。
ならば発想の転換だとばかり、年・月・日の順番を入れ替えてみた。アメリカ流では、月・日・年の順で 4/30/2019 のように記す事が普通に行われるのだから、荒唐無稽と笑われることもないだろう。幸先良く、 4302019は素数であった。
年を4桁でなく、略式に下2桁の19 で表記した 43019 も素数になる。
この方式ならば、偶数日であっても期待を込めて素数判定に掛けることが出来る。ただし、言うまでもなく、今年が西暦2019年であるからであり、来2020年はまるまる1年間使えない。
ヨーロッパ式に日・月・年の順の表記だとどうか。判定の結果は、30042019 も 3042019 も、素数ではなかった。年を下2桁としても、素数にはならない。
月・日表示の430 のままではあまり遊びようが無いので、末尾の 0 を落とすと、43 は素数だ。「0」累桁を試すと、(4)4003、(8)40000003、(11)40000000003と素数が現れる。その先は分らない。
平成最後の4月の次、明日からは令和最初の5月になるので、先走って和暦の素数日を調べようと思うのだが、慣例(法令?)によれば、元号最初の年は元年と称し、1年とは言わない。これでは数字遊びが出来ないので、慣例(法令?)を破って1年でもよいことにしよう。