心の痛むニュースがあった:
4/6(土) 5:53配信 テレ朝ニュース
新しい元号「令和」の出典の万葉集の歌に詠まれた北限の地として脚光を浴びた宮城県涌谷町の町長が山林で死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています~
第一報では“万葉集の歌に詠まれた北限の地”とは記していなかったので気が付かなかったのだが、涌谷町を当ブログで取り上げていたことを思い出した:
《万葉集中最北の歌は~大伴家持が「陸奥の小田なる山」「みちのく山」を詠んだ歌とされているようだ。それは、現在の宮城県遠田郡涌谷町涌谷字黄金山だという。(わくや万葉の里 天平ろまん館公式ホームページに拠る。)》(薩摩隼人の歌~万葉集~陸奥山の歌 2010/12/13(月))
当時の問題意識は、《「我妹子を外 ( よそ )のみや見む越の海の子難 (こかた )の海の島ならなくに」(万葉 3166)の「子難 ( こかた )の海」を吉田教授は、八郎潟であり、万葉集中最北の歌であるとも述べている》ことにあった(大伴家持~秋田城木簡~終焉の地 2010/6/14(月))。吉田教授とは、国語学者の吉田金彦氏である。