随分前に取り上げた復興応援曲“A Songfor Japan”に、遅まきながら出番を用意することにした。この作品については、邦題「日本に捧ぐ」が変な日本語だとイチャモン付けて終わっていた((「日本に捧ぐる歌」~「日本に捧ぐ」~山本正夫 2012/4/1(日))、(武道必修化~~安全施策~日本に捧ぐる歌 2012/2/8(水)))。
そのメロディーは素直に受け入れられるので、適切な歌詞が付けばよいのだがと期待していたが、寡聞にして実現の報に接していない。そこで、東日本大震災3.11記念日が近付いて来たこの際、ヴァイオリンのソロで演奏したらどうかと考えた。
楽譜は管楽用ばかりで、四重奏に編曲されている。そのうち、≪for Bass Clarinet Quartet≫が手ごろに見えたので、ヴァイオリニストに渡して、各パートに亘る主旋律を拾って弾いたらどうかと提案した。パート間の繋ぎに迷うところが有るかと懸念したが、たちどころに出来上がった。
試演、試聴して、違和感無く心地良く響く。全100小節、4/4拍子、♩=80で、演奏時間は5分の勘定である。これを近々行われる演奏会に嵌め込むことにしよう。