今朝の気温が予報通りマイナス4℃まで下がり、気象庁は大いに面目を施した。慶祝するかのように、日中の最高気温も4℃だった。ニュースの見出しなどでは、48年ぶりの低温との表現が見られる:
≪毎日新聞ニュースメール https://mainichi.jp/ 2018年1月25日(木)昼
最強寒波到来、氷点下31度も ■注目ニュース■
25日朝、日本列島上空に強い寒気が流れ込み、東北・北陸地方を中心に各地で大雪や猛吹雪になった。東京都心では氷点下4度を観測。気象庁によると、東京都心で氷点下4度以下まで気温が下がったのは1970年以来、48年ぶりという。≫
これは誤解を招く恐れがある。以前にも書いたように、気象庁の東京都心での観測地点は2014年12月に移動されており、気温などの観測値には連続性が無い。旧地点で観測すれば、2℃ほど高めに出る可能性が高い。朝日新聞の紙面ではその旨の記述がある。
それはともかく、全国的に厳しい冷え込みであったことは事実だ。近所の図書館の前庭に子供たちがイネを育てたバケツなどが置いてあり、みずを張ってある。その水面が数日前から氷結しており、今日観察したら、厚さが4cmほどもあり、驚いた。大きな屋外プールを即席のアイススケート場に出来そうなほどの寒波だ。
明朝はマイナス3℃まで下がるとか、天然氷を造ってみよう。矛盾する表現かな。