昨日の練習例会では、啄木短歌4首の外に、新しく「雪は旅人」(詞・曲大山高輝)と「夕日の笛」(石本美由起/木下忠司)を歌った。
前者はこれからの季節に相応しいので採用した。一見、簡単そうだったが、歌ってみるとリズムに意外性があり、初めは戸惑った。NHKみんなの歌で17年前に紹介されたそうだ。癖の無い、親しみ易い歌詞に好感が持てる。単旋律なのが勿体なく、二部仕立てにしてみた。実際に歌うとどうなるのか、次回のお楽しみ。
後者は、奥ゆかしげな歌詞と落ち着いた曲調が気に入って採用した。さすがにプロの作詞家と作曲家だ。尤も、歌詞の素材が、人々の脳裏に刻みこまれた歴史物語であることも有利な条件だ。タイトルも、(年輩者には)有名な「青葉の笛」を連想させる。
この曲もほぼ単旋律、後ろ4小節だけ2部したてになっている。ついでに、全体にハモリなど入れてみた。最後のコーダが伴奏譜のみであるのが惜しい。これも声部に取り込もう。みんなの歌で47年前に紹介されたとある。