秋の長雨の中休みか、今朝は雲一つ無い上天気を幸い、少し足を伸ばして宝くじドリーム館☆ランチタイム・クラシック・コンサートを聴いて来た。宝くじなどという賭け事には感心しないが、無料で音楽の生演奏を鑑賞できる機会は積極的に利用しよう:
10月18日(水曜日 12:00開演)
My favorite things ~秋の日のヴィオロンとピアノの~
早稲田桜子(ヴァイオリン)&白石光隆(ピアノ)
ドヴォルザーク:ユーモレスク
クライスラー:中国の太鼓
ラヴェル:ツィガーヌ
リスト:愛の夢 第3番
J.S.バッハ:シャコンヌ~無伴奏パルティータ第2番BWV.1004より
ロジャース:私のお気に入り
ピアソラ:リベルタンゴ
(アンコール)?(聞き取れなかった)
早稲田は、芸術家と言うよりはエンタテイナーであった。それも、円熟した。主宰者へのサービス精神も十分であった。
「中国の太鼓」とは面白い題名だ。曲はいわゆる現代音楽風だった。
「シャコンヌ~無伴奏パルティータ」は、今日彼女にとって最も弾き甲斐のあった曲のようだ。弾き始めて数秒、突然何か言いながら中断した。調弦が出来ていなかったのだそうだ。その辺は手慣れたもので、間もなくやりなおして、15分近くの大作(部分か?)を堪能させた。
白石も早稲田に劣らずエンタテイナーであると見受けた。二人で三角帽子を被り、「私のお気に入り」を演奏した。彼女はその曲に乗せて、宝くじPRも歌った。数人の客に“宝くじが当たったら何をしますか?”とインタヴューした。最後は「リベルタンゴ」を弾きながら客席を巡回した。