前々回取り上げた平和コンサートで二十五弦琴が使われたのだが(平和コンサート~無料堪能~夕涼みコンサー... 2017/7/23(日))、その際、司会のヴァイオリニストさんの“二十五弦琴は、ある人が二十五年ほど前に作った”という言葉が印象に残った。数字の一致もさることながら、意外に新しい楽器なのだなあと。
琴の弦の本数については、以前、話題にしたことがあり(正多角形の作図~~~17の特殊性~~~セミ・琴 2008/12/3(水) など)、再確認に取り掛かった。愛用の豆手帳の2月4日の欄に≪日経朝刊 文化欄 筝進化25絃の深い音色 野坂≫とメモってあった。
野坂操壽氏が、1991年7月に二十五弦琴(氏は「二十五絃筝」と表示している)を完成させた旨記されている。ヴァイオリニストさんの≪25年前≫というのは昨年の認識だったのだ。