日が経ったが、≪青森で太宰治生誕108年祭ファンら550人献花≫、≪山梨桜桃忌:太宰治しのびゆかりの「女生徒」朗読「天下茶屋」にファン40人≫など、太宰治記念日の話題が散見された。当方、文学趣味は無く、彼の作品を読んだ記憶は無い。ただし、彼の生家(?)斜陽館は、かつて出張中に訪れたことがある。半世紀近く前のことだ。
解説サイトによると、太宰(1909年6月19日- 1948年6月13日)は、6月13日に入水心中し、6月19日、つまり満39歳の誕生日(となる筈だった日)に遺体が発見されたのだそうだ。誕生日と命日が近いので、年忌行事は行わず、生誕祭でまとめるようになった(と理解してよいのかな)。
三つの日付けを見て、数字遊びの虫がうごめき出した。素数判定機サイトに入力したところ、誕生、入水、遺体発見の年月日を著わす≪7桁の自然数「1909619」「1948613」「1948619」は素数≫であると判定された。
入水日については、≪8桁の自然数「19480613」も素数≫であるとされた。
誕生日と遺体発見日については、西暦年の上二桁「19」を略した表記による「09619」、「48619」も素数と判定された。
素数の星の下に生まれた作家と呼ぶことにしたい。尤も、彼以外の作家について素数性調査をした事は無いので、どの程度希少性があるのか不明である。珍しくないかも知れない。