旧聞に属するが、次のような話題に接した:
東京都広報[平成25年11月号] 《懐かしの一枚》11月 昭和59年
東京都歌からの命名が縁で、五つ子ちゃん一家が渋谷区松濤の知事公館に都知事を訪問、七五三の報告を行った。鈴木知事夫妻は、初来日で話題沸騰中のコアラのぬいぐるみをプレゼント。(昭和59年11月6日撮影)
都歌の歌詞は2011/3/29(火) に記載している。歌の性格上、明るいイメージの単語が散りばめられているから、命名のソースには格好である。気の利く人がいるものだ。具体的にどんな名前が採用されたのか興味が湧き、検索してみた。
某サイトに“1981年の今日は、東京都で初めて生まれた五つ子、山下朝(はじめ)、翼(つばさ)、緑(みどり)、光(ひかる)、都(みやこ)...”とあった。
歌詞に当たってみると、翼(つばさ)、緑(みどり)、都(みやこ)はずばり該当する単語がある。朝(はじめ)、光(ひかる)は、“あさみどり”“自由のひかり”の応用と思われた。“あさみどり”の“あさ”は朝ではなく、“浅”だと思うが、どうだろう。
この五つ子誕生には個人的に思い出すことがある。彼らの父親の友人だという我が同僚がお祝いの進呈役を務めたと言っていた。その同僚は、恵まれない人生を送ることになった。心が痛む。