先週に続き、今日もメゾソプラノとテノールのランチタイムコンサートを聴いた。
第354回 雨ニモマケズ
藤田彩歌(メゾソプラノ)/喜納響(テノール)/圓谷俊貴(ピアノ)
Aプログラム12:05~
恋とはどんなものかしら モーツァルト《フィガロの結婚》 [藤田]
魔王 ゲーテ/シューベルト [喜納]
ロメオのアリア [藤田]
あれかこれか ヴェルディ《リゴレット》 [喜納]
唇は語らずとも レハール《メリーウィドウ》 [二重唱]
十分に楽しませて頂いた。強いて言えば、ピアノが少し強過ぎたかもしれない。張り切って弾いていらっしゃったのだと思うが、やはり主役は歌なのだ。歌手のお二人は人間が出来ていて、ピアニストにも花を持たせるトークをしていたので、その影響があったかも知れない。
「ロメオのアリア」は、プログラムでは「幸せであるための秘密を教えましょう」(ドニゼッティ 《ルクレツィア・ボルジア》)とあるのを変更しての演奏であった。どういう事情あるいは理由によるのだろうか。どちらにしようか、始めから迷っていたのだろうか。
Bプログラム(12:35~)は、次の用事のため、聴けなかった。その代償に、というわけではないが、ニワウメの実が美しく色付いてきたのを少し収穫して来た。一粒齧って見たら、渋みがあった。やはり完熟を待った方が、美味しく頂けるのだろう。