本日、西暦8桁日付 20190421が素数である由緒正しい素数日であることに免じて、またまた素数の話題をお許しいただこう:
あえて不便楽しさ生む
京大特定教授 川上浩司さん発明品で醍醐味広める
2019/4/21付 日本経済新聞 朝刊
《2、3、5、7、11――。数字の目盛りを間引き、素数だけを表示した「素数ものさし」。2013年に京都大土産として学内の売店で発売され、数万本を売り上げる大ヒット商品となった。長さを測るには計算が必要で手間がかかるが、パズルのような楽しさを味わえるのが人気という ~
川上浩司さん(54)。「不便だからこそ得られる益、メリットがある」が持論で携帯電話も持たず、えんぴ…》
素数ものさしについては前に取り上げた(素数鉛筆~素数分布~6n+1 6n-1 2018/12/7(金))。その時は、単に珍しい、面白そうなアイディア商品としか受け止めなかった。今日の上記記事によれば、《計算が必要で手間がかかるが》長さを測ることは出来るという。
計算すれば長さを求められるということだが、具体的にはどのような方法なのだろうか、気になる。画像を見ると、素数目盛りの対縁に何やら副尺らしき目盛りが刻んであるのが分かる。通常の均一目盛りではない。
ところで、この素数目盛りには、画像で見る限り、2、3、5、7、11、13、17までしか素数の表示が無い。少々物足りなくはないか。対数目盛上に素数を刻んだらどうなるか。
ヒマな時に考えてみよう。