日付けの数字による素数遊びは、年月日の数字を西暦の場合は4桁で、和暦の場合は6桁で表示して行うのだが、基本に帰って単純な形からやり直してみようと、突然思い立った。
先ず、年月に拘わらず「日」だけで素数日を判定すれば、まさに単純に素数表の初めから「31」までを拾ってくることと同じだ: ≪2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31≫ の11個である。つまり、毎月≪2 3 5 7 11 13 17 19 23 29≫の日の10回と、“長い月”の≪31≫の日だ(ただし、平年の2月を除くことは言うまでも無い)。
これだと多過ぎて面白味が無いので、「月日」の4桁で調べてみた。これも、単純に素数表の「101から131まで」、「201から229まで」、「301から331まで」、、、「1201から1231まで」という風にとびとびに拾ってくる作業になる。その結果は次の表だ:
表 1
基本的には素数表そのものだから、特段興味深い傾向は見て取れない。
そこで、少しひねって、1桁の「日」の表示も「月」同様、頭の「0」を削除するとどうなるか確認したのが次の表:
表 2
全体で8回増加したのは、小さい数字域ほど素数の出現頻度が高い傾向の現れで、当然と思われる。
日付けに拘っても特段面白そうな結果が出て来ないのは言わば当然である。その代り、ひとつ目を引くのは、1月の初旬が、1桁表示でも、2桁表示でも素数日が1,3,7,9と同じになることだ。
ここからの連想で、素数捜しの材料が得られたので、次回、その結果を掲載したい。
(注 ブログの不具合か、表の貼り付けが出来ない。別途掲載したい。)