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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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声出し~雪掻き~雪待望

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午後、薄いコーヒーを詰めた小さいペットボトル持参で外出した。今日の雪は先日と違って細かい粒雪だ。比較的乾いており、傘を差さなくてもあまり濡れない。雪道もぬかるんでいない。
 
先ずはボランティア・グループの合唱練習に出た。出席者はいつもの半分にも達しない。男声は3人全員勢揃い。
 
面白いアドヴァイスを一つ聞いた。フォスターの「夢路より」で、例えば歌い出し“ゆめじよーーりーー”の“ドシド”の真ん中の“シ”の音は低めを意識して歌うと良いのだそうだ。
 
と言うより、実際に低めの音で歌うのが正解だと明言された。その方が綺麗に聞こえるのだろうか。一旦下がって元の音に上がる場合、中に挟まれる低い音が下がり切らない傾向が有るので、低めに出すように意識した方が良いと言うだけでもなさそうだった。
 
合唱歴十年で初めて聞く“歌のコツ”だった。下がって戻る音形を“シューシオン”と言うとも教わったが、“終止音”だろうか。ネット検索では判らなかった。
 
合唱の後、3か所巡り歩いて帰宅すると、拙宅が雪に閉ざされていた。午後は誰も出入りしなかったようだ。すきっ腹で雪掻きに汗を流して、気持ちが悪くなった。
 
細かい雪でも、間断無く振り続けるから、結構な積雪だ。こうなると、記録を伸ばして貰いたく、雪よ降れ降れと応援したくなる。停電は困るが。
 
午後9時までの1時間に25mmの降水(雪)があったが、積雪深は25cmと変わらない。気温が上がって、湿っぽい雪になったからだろう。
 
東京都心における年ごとの最深積雪記録を拾ってみた。古い方から主な数字を並べると:
1883-46, 1887-31, 1892-25, 1923-23, 1925-27, 1936-36, 1945-38, 1951-33, 1967-21, 1968-29, 1969-30, 1984-22, 1994-23 
 
 最大値は、1883(明治16)年の46cmで、これはもう抜かれることは無さそうだ。明治初期には東京でも氷点下10度近くまで下がり、隅田川が氷結したこともあるらしい。次いで1936(昭和11)年の36cmだが、これは有名な2・26事件の時の大雪だ。この記録に今回は迫るのかな。
 
ところで、帰宅して門前からインタフォンで若い衆に“スコップ”の在り処を訊いたのだが、“スコップ”が通じなかった。“ショベル”とか“ゆきかき”とか言い直さなければならなかった。古語になりつつあるのか。
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